ポジティブ思考というか、ポジティブな言葉を吐くように意識してから1年ほどが経ちました。何か良い変化があったのかというと実感できるようなものはありません、むしろ私を取り巻く状況は1年前よりも悪くなっているのではないでしょうか。
ポジティブに考えることにより変わるのは自身の物事のとらえ方であって、そこにある事実が変わるわけではない。つまり現実は何も変わらない、何かあった時に「なんとかなるさ」などと流せるかどうか、意識の問題。現実の困難を困難として認識しなくなることがポジティブさの根本。
変わるのは私の中、私の外は変わりない。ポジティブに考え、自信がつくことで振る舞いが変わり、それが良い結果を生むこともあるかもしれない。だけども私は信じきれなかった、半信半疑だった、どうせ良いことなどないのだと、何も解決しないのだと。こびり付いたマイナス思考を覆すのは困難であった。
たとえばこれは「私の作品は高い評価を得られるものだ」と信じ込んだところで「たいした評価は得られない」という現実を突きつけられる。
ならば「この私の素晴らしい作品を評価しないなんて、見る目のないやつらだ」と考えるのはどうだろうか。身の程知らずのトチ狂いの完成だ。ポジティブとはそういう事なのだろうか。
他者に左右される要素は危うい、しかしそうであるならば、他者に左右されない要素とは? きっとそこを掴まなければならないのだろうけれど分からない。
ポジティブな言葉を吐くように意識したといっても、長年こびり付いた口癖が1年ごときで解消されるわけでもなく「死ねばよかったのに」「殺す」「世界が終わりますように」これらは誰に向けたわけでもない独り言、意味すら持たない音の並びでしかないもの、人前で口から滑り出ないように気を付けることすらままならない無意識。これだけは表面上だけでもなんとかしないといけないとは思っていた。まだ解決には遠い。
「この先には良い未来が続いています」「私は幸福だ」「生きるのは楽しい」
振り返れば吐き気のするような記憶ばかり、良いことはきっと塗りつぶされて見えないだけだろうけど、思い出せないなら意味はないだろう。
この先を信じられますか? 歩き続けるだけの価値があるのだと信じていられますか? けれども、信じられないからと投げ出せるほど勇敢な人間でもありませんけどね、わたくし。

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