最近の天気

僕の住んでる場所は余程の事にならない限り沈まない、大雨が降っても台風が来ても警報がなっても僕らは避難すべき人物に含まれてはいないのだろう。そう思いながら過ごしている。近くに川があるものも近くと言うほど近くも無いのだ。
台風の日はバイトの終わりが早まった、父が迎えに来てくれたので何も問題はない。家に着いて、車から屋内に入るまでの僅かな間でもそれなりに濡れた、風も凄かった。早く帰れるようになっててよかったなと思った。
大雨の日、近くの川が氾濫する危険性があるのだという。早めに片づけが始まったが私の帰る時間は変わらなかった。家に帰って気付いたのだけど、別の作業をしている帰る時間が私と同じ人達はそういえば既にいなくなっていたようだ。まあともかく、迎え来てもらえるのか確認した方がいいと、橋のすぐ下まで水面がだいぶ近づいている写真を見せられつつそんな事を言われた。迎えは来ていたのでこの日も無事に帰る事ができました。職場から家までの間にその川の上を通ります、見たことないくらいに水位が上がっていて、こんなことになるのだなと、家が沈まなくても帰れなくなる可能性はあったのだなと思いました。そして水かさが増し今はその川の水面に向かって続いている階段を増水したギリギリの段まで降りて様子を見ている人間が2人いた事も確認しました。あぁいうモノが自分は大丈夫だと信じている人間なのでしょう。無謀な行動はさて置いて、その根拠無き自信は少し、少しだけ羨ましいです。
次の日のお昼、川の水は半分ほどになっていました。帰る頃にはいつもの光景でした。正確にはいつも通りではなく、水は濁って、きっと流れも速かったのだと思います。車からだったのでその辺はよく確認できませんでした。ともかく約一日でいつも通りに戻ったのだなと、その時の私は思ったのです。
そして今日、ニュースに目を向けました。昨日もその前だって、ご飯を食べながら流れる速報を眺めていたはずなのです。でもきっと沈んだ街よりも、混乱する駅のホーム、外で豪雨に打たれるレポーター、そんな映像が殆どだったのではないでしょうか? あまり覚えていません。ともかく、今回の豪雨が大変なものだったと、はっきりと実感したのは今日の事でした。畏まった言葉を並べるのは苦手なので省略いたします。が、心配していないわけではないのです、嘲笑っているわけでもないのです、何も思っていないわけじゃないのです。ただこの場では私自身の目に入る範囲ではいつもどおりの日常を送れています。とだけ。

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