日々

道端に幼虫が落ちていた。幼虫は見るのも嫌なくらいに苦手だ。
たぶん、簡単に潰れてしまいそうな所がイヤなのだと思う。可愛い蜘蛛であっても死骸は見たくないものね。
例えばそう、ハエなんかであれば、踏み潰してしまいそうになっても飛んで逃げるだろう。他の虫であっても大抵はそうではないでしょうか?
しかし幼虫はどうでしょう、あの動きでは踏まれそうだと気付いたとしても逃げることはできないでしょう。その後は想像したくもありません。
では幼虫に他の虫たちのように逃げる事ができるだけの移動速度があれば……などという考えに到りましたが、それはそれでおぞましい光景でありましょう。
足元に細心の注意を払いつつも、脳裏に焼き付かない様に素早く反応できるよう気を引き締め、そもそもそれらに遭遇する事がないよう祈りつつ、職場への道などを歩くことです。

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